☆500番調合剤「ホーン・マニュア」(牛角糞調合剤)
雌牛の糞を雌牛の角に詰め、冬の間地中に埋めておき、それをホメオパシー的に水で薄め、一定のある方法でかき混ぜてつくる。500番調合剤は、重力,地の極エネルギーに満ちた調合剤。
☆501番調合剤「ホーン・シリカ調合剤」(シリカ調合剤)
石英(クリスタル:水晶=クォーツ)が使われる。これを細かく粉末状にしたものを雌牛の角に詰め、夏の間地中に埋めてつくる。水で薄めたものを農地に散布する。501番調合剤は、500番の正反対の役割を果たし、引力,宇宙のシリカ極エネルギーと共に作用する。
☆502番調合剤「ノコギリソウ調合剤」肥料調合剤。
ヤロウ(ノコギリソウ、学名:Achillea millefolium)の花を雄鹿の膀胱(ぼうこう)に詰めたものを夏の間日光のよく当たる場所に吊るして置く、次に冬の間から夏まで地中に埋めてつくる。502番調合剤は、金星が司る排泄、浄化作用に関係し、硫黄(イオウ)が、他のミネラル特にカリウムとうまく関係を保つのを助ける。
{疫病治療のためには、サンザシ同様、ノコギリソウ(ヤロウ)を沸騰したお湯で煎じて夕方飲むのと同時に「憐れみの聖父」に祈る。}
☆503番調合剤「カモミール調合剤」
牛の腸にカモミール(学名:Chamomi-lla officinalis)の花を詰めて腐植土の中に冬の間埋めてつくる。この調合剤は、カルシウムが硫黄(イオウ)と結びつくのを助け、水星が司る消化・吸収と関係している。
☆504番調合剤「イラクサ調合剤」
土に直接触れないように乾燥させたピート(又は同類品種)で覆った状態にしてたくさんのイラクサ(学名:Urtica dioica)を地中に1年間埋めてつくる。504番調合剤は、鉄を硫黄と結びつける働きをし、太陽エネルギーが司る循環を促進し活力を与えることと関係している。
☆505番調合剤「ナラ類の樹皮調合剤」
ヨーロッパミズナラ、(学名:Quercus robur)のようなナラ類の樹皮を細かく砕いたものを牛や豚や馬などの家畜の頭蓋骨に詰めて、秋・冬の間、絶えず水が流れ込む土中に埋めてつくる。505番調合剤は、炭素をカルシウムと結びつけるのを助け、月が司る骨格や皮膚などの形成を促し、自己を他からはっきり区別させ、自我力が高まることと関係している。
☆506番調合剤「タンポポ調合剤」
タンポポ(学名:Taraxacum)の花を牛の腸間膜(腹膜)に詰め、冬の間、よく肥えた大地に埋めてつくる。これにより506番調合剤は、木星が司るケイ酸(シリカ)とカリウム(及び硫黄)との正しい関係がつくられる。
☆507番調合剤「カノコソウ調合剤」
摘みたてのカノコソウ(学名:Valeriana officinalis)の花を押し潰しジュースを絞り出す。薄めたものを肥料に加える。507番調合剤は、代謝作用とかかわり、火星が司る肥料とリンとの正しい関係がつくられる。
☆508番調合剤「スギナ調合剤」
スギナ(学名:Equisetum arvense)を煮出した液を薄めてつくる。強すぎる月の作用を水から取り去り、508番調合剤は、土星が司る大地(基盤)と関係し、502〜507番までの6つの調合剤の相互バランスをとり、大地本来の性質を強化,強固にする。特に雨が多く降る地方で効果的とされる。
●バイオダイナミックに不可欠のホーン・クレイ調合剤
粘土調合剤の必要性:米国で長年研究された粘土調合剤の製造に成功。
この調合剤は、ホーン・クレイ調合剤と呼ばれ、人間で言う皮膚に相当する。皮膚は、人間内部のすべての器官を包みこんでおり、太陽系を包みこむ“皮膚”(境界線)であるヘリオポーズとかかわっており、その影響下にあるとされる。この調合剤は、粘土が基本的にアルミナのケイ酸塩からできているためよりケイ土(シリカ)極〔土星の外側にある惑星も含めた外惑星〕とともに作用する。
パイプ(バイオダイナミック・ブロードキャスター)の上部の突き出た部分(ウエル)に夏用のホーン・クレイ調合剤を入れて栄養分を与え、パイプの下部には栄養分を吸収させるための冬用ホーン・クレイを入れることにより、どちらの極エネルギーも無駄なく効率的に使えるようになる。
●調合剤には、更なる研究が必要と考えられる。例えば、アンゼリカやローズマリー、ヨハネワートなどが採用されていないからである。天界の代表される象徴的ハーブ(薬草)の使用は、重要である。
この点に関しては、旧約聖書のモーセ五書を基本文献として調査する必要がある。
●各農地で調合剤の稀釈度合いを変える
一つ一つの農地(セル)に合わせて各バイオダイナミックス調合剤の稀釈度合いを調整する必要がある。パイプの使用に伴って時間の経過と共に農地の状態もどんどん改善していき、一年毎に土地の状態を再チェックし、必要であればバイオダイナミック調合剤の稀釈度合いを変えた方が良い。
米国での100人ほどのパイプ使用者(農業経営者)からは状況が改善したとの報告が相次いでいる反面、悪い実例として殺虫剤などの毒物等をパイプに入れたことにより、植物,土壌,人間,動物にも健康を害した報告もあり、バイオダイナミック調合剤以外のものをパイプに入れてはならない。
バイオダイナミック・ブロードキャスターは、農地の環境全体を改善させることにより、農作物の生命力を向上させ、収穫量アップを目的として発明されているため害虫などの局部的問題解決から始まっているものではないが、過去の経験からパイプの使用により徐々に害虫や雑草の問題が減少している。しかし、野性動物は、環境の良い場所を本能的に嗅げ分ける能力を備えているため害獣の農地侵入が多くなるケースも事実である。
●バイオダイナミック農業の基本
バイオダイナミック農業は、各農場が独立した有機生命体(セル)とみなされる。
完全自給自足、またはそれに向かうことが求められる。
各農地は、他の農地とはっきり区別した境界線を持つべき独立した有機生命体である。すべての有機生命体には、皮膚,樹皮,皮膜という境界線がある。これがないと生命体内部の有機的エネルギーが漏れ出す。マクロコスモスにおいては、太陽系を例にとると、冥王星の軌道の外側に太陽系の境界線とも呼べる地帯(ヘリオポーズ)が存在すると天文学者によって確認されている。
決められた手法を盲目的に実践するのではなく、各農場経営者が、生命への理解を深め、絶えず農場と農作物の質を向上させていく努力する。
農場経営者の精神的向上が何よりも求められる。
バイオダイナミック農場経者は、人々の身体と精神の健康を維持し、向上させるための作物づくりを主眼とする。
人間の肉体レベルは、頭(脳),心臓(心),内臓(肝)の3つが、精神レベルの思考,感情,意志の3つに対応している(照応,類比)と考え、この3つが連動していないか、アンバランスの場合、その人間自身が不調和を生じる。
錬金術は、フラスコや坩堝内での純粋な世界霊魂(エーテル体)抽出実験であったが、バイオダイナミック農業は、広大な農地フィールドに錬金術の実験を適応化したと言える。
●農事暦:バイオダイナミック・カレンダー
月と星座の位置関係が重要視され、栽培作物を果菜類、花菜類、葉菜類、根菜類の4種類に分類し、それぞれの作物に適した時間帯に作業をする。
例えば、タマネギなど根菜類であれば、月の背景に土の星座と呼ばれるおうし座、乙女座、山羊座がある時(根の日)、適した作業時にる。「根の日」に作業することによって病気も少なくなり、丈夫なタマネギに育つ。月が水の星座である魚座、かに座、蠍座にある時(葉の日)、タマネギの収穫を行うとタマネギの辛味が和らいで食べやすくなる。しかし、長期保存には適さない。長期保存する場合は、「葉の日」を避ける具体的な暦である。
●情報提供:佐々木 亜弓、北海道岩見沢市「有限会社狩野自然農園」
バイオダイナミック農法、
『バイオダイナミック・ブロードキャスター』農地用セット(約200ヘクタールまでをカバー)。
ラジオニクス(Radionics)原理やバイオダイナミック調合剤に関する詳細は、イザラ書房の「農業講座」ルドルフ・シュタイナー著。化学から有機化学 "生命力学農法" が、21世紀の地球環境に優しい、食糧問題解決の農業としてふさわしく、その啓蒙活動に値する。
九州熊本県阿蘇「ぽっこわぱ農園」バイオダイナミック農業を経営、農事暦(バイオダイナミック・カレンダー:種まきカレンダー)を出版≪ぽっこわぱ耕文舎発行≫。
北海道伊達市「リムナタラ農場」グループ活動。
聖なる読書と伝説「薔薇窓」 http://baramado.info/ 著者:Joanne del apocalypse |